最近の行事・法要
永平寺参拝 平成20年10月
永平寺唐門記念写真(福井県)
永平寺仏殿
永平寺唐門前
永光寺(石川県)山門
永光寺法堂(本堂)
永光寺法堂内
瑞龍寺(富山県)山門
瑞龍寺(富山県)山門
瑞龍寺仏殿
瑞龍寺法堂(奥の建物)
結制法要 平成19年11月2日、3日
結制とは、お釈迦さまが定められた制度や制約にしたがい、修行僧が結集することです。
結制とは、結集の「結」と制度の「制」とを熟語にしてできたものです。また、結制は、ほかに「安居(あんご)」ともいいます。
インドでは、四月から七月にかけて雨期となり、毎日雨が降り続きます。お釈迦さまがこの時期、精舎(お寺)にこもり、修行したのが結制のはじまりです。
やがて中国に伝わり、夏と冬の二回、約九十日にわたって行われるようになりました。日本では現在、禅宗が伝え行っています。
結制法要 法戦式法要
結制法要 法戦式法要
【入寺式 請首座法】 11月2日
寺院では、「首座入寺式(しゅそにゅうじしき)」といいます。結制修行中には、修行僧の先頭に立つ「首座」という役がおかれています。
曹洞宗では、僧侶になるために、だれでも一度はこの職をつとめます。
【土地堂念誦】 11月3日
寺院を守護している諸々の仏さまや神さまに結制安居修行の無事を祈ります。
【本則・配役行茶】 11月3日
寺院では、「本則・配役行茶」といいます。
晋山または結制をつとめるにあたっては、多くの方々の援助、お手伝いなしには、大法要の無事円成はありえません。そのために、種々の役割があります。この役割を発表してお手伝いをお願いします。
さらに、翌日の「首座法座」を行うにあたっての講義がなされます。このとき、中心となる課題「本則」が発表されます。これが終わると全員でお茶をいただきます。これが「行茶」です。中国ではじまったもので、日本に伝えられ、禅宗に残された古式のもので、茶道などの作法に多大な影響を与えたといわれます。
【上堂】11月3日
結制の場合は「祝祷上堂」として行います。
晋山開堂では、仏の慈悲とさとりの精神を実現する見識を、住職は須弥壇上で法語としてあらわし、功徳をあおいで香をたきます。
儀式は、その後「問訊」(問答開始をお願いするお拝)が行われ、問答開始を告げる「白槌」によって問答がはじまります。この白槌をする方を「白槌師」といいます。白槌師に問答開始の宣言、そして修了にあたり、住職の説法が大和尚として立派であることを証明していただきます。
問答とは、特に禅の修行に関する質疑応答で、結制修行へのお祝いをこめて行われます。
問答の後、住職は古式にしたがって教えを示し、自省し、お礼の心をあらわします。そして古人がふみおこなった跡を偲び、問答の結びとして儀式は終わります。
【法戦式】(首座法座)11月3日
結制の場合は「祝祷上堂」として行います。
晋山開堂では、仏の慈悲とさとりの精神を実現する見識を、住職は須弥壇上で法語としてあらわし、功徳をあおいで香をたきます。
儀式は、その後「問訊」(問答開始をお願いするお拝)が行われ、問答開始を告げる「白槌」によって問答がはじまります。この白槌をする方を「白槌師」といいます。白槌師に問答開始の宣言、そして修了にあたり、住職の説法が大和尚として立派であることを証明していただきます。
問答とは、特に禅の修行に関する質疑応答で、結制修行へのお祝いをこめて行われます。
問答の後、住職は古式にしたがって教えを示し、自省し、お礼の心をあらわします。そして古人がふみおこなった跡を偲び、問答の結びとして儀式は終わります。
【壇信徒総供養】11月3日
壇信徒の方がた、皆さまの各家祖先代々諸霊位に対して、大勢の寺院住職が荘厳に回向を申し上げ、総供養します。
これは永い年月にわたって菩提寺の護持と皆さまの家を守ってきてくださったご先祖さまに、報恩と感謝のまことをささげているのです。心からご焼香して、おまいりしましょう。
結制記念撮影(本堂前)
随喜(お手伝い)していただいたご寺院さま
結制記念撮影(本堂前)
松岳寺寺族・檀家役員、千葉県重俊院さま・寺族・檀家さん